2021年11月2日火曜日

今年もコクガンの捕獲調査が始まりました。

 謎の多い雁類のコクガン。広大なアマモ場が広がる野付湾が東アジア最大の渡来地となっています。しかし、野付湾に秋季に8600羽が渡来しますが、日本国内での越冬数は3000羽ほど。残りのコクガンの行き先はまだ解明されていません。そこで、山階鳥類研究所や雁の里親友の会、野付エコネットワークなどのメンバーが、2017年よりコクガン合同調査チームをつくり、その解明に努めています。

 今年も8日までコクガンを捕獲し、GPSを装着してその行方を追跡する予定です。野付エコネットワークのメンバーも可能な限り、調査に協力していきます。






なお明日4日に、野付湾のコクガンについての講演会が以下の要項で行われます。

日時  : 2021年11月4日(木) 18:30〜20:00

会場  : ポンノウシテラス横の事務所(野付半島標津町茶志骨)

講師  : 澤 祐介氏(山階鳥類研究所 研究員)

内容  : コクガン共同調査グループの最新研究結果




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